2007年02月14日

馬体を見る順番

これはどういう目的で馬をみるかによって微妙に異なってくると思いますが、ここでは立ち写真を見るときを前提とします。自分は以下の順番で馬を見るようにしています。

1、馬体の立ち姿を見て全体のバランスと雰囲気を確認する。(肌の状態も)
2、脚元のつくり(繋ぎ、管、飛節、球節)を見る
3、トモ、前肢、肩、首差し、背中、頭など格パーツの大きさ、角度などを再度細かく見る


血統表は1と2の間に確認することが多いです。

人によっては、まず脚元からパーツを見ていくという人もいると思います(実際、多くの馬体本がそれを推奨しています)。馬を見るときは減点法が基本といわれていますから、その方法に当てはめるなら全体をみるより個々の欠陥をチェックすることになります。ただそれは実戦パドックでの見方で、一口やPOGの馬探しでいい馬を見つけようと思っている人が、個々の欠陥を一つ一つチェックしながら減点法で絞り込んでいったら、膨大な時間と労力が割かれる割に、残った馬が1勝止まりばかりなんてこともよくあります。「欠陥のない馬」は理想ですが、全く欠陥のない馬なんてものは存在せず、多少欠陥があってもそれを補って余りある能力がありさえすれば活躍は可能です。その反動で故障したり、あるいは、早熟で成長力がなかったりということもあるでしょうが、それでも複数持てばトータルでプラスになる。だから、パドック以外で馬を見る際はパーツの欠陥部分から見るのではなく、全体のバランスと印象を最初に確認して、その馬の持ついい部分を感じ取ってから減点に入っていくべきだと考えています。

また、血統表は割と早い段階で見ますが、ここで血統を見る目的は、種牡馬や母馬の血統の良し悪しで馬の良し悪しを判断するためではなく、その血統の持つ特徴がどのような形で馬体に現われているかを確認するためです。種牡馬にはそれぞれ産駒の馬体に特徴があり、独特の良さ・悪さがあります。「サンデーの曲飛」「ブライアンズタイムの腹ぼて」なんかは割と有名ですが、どちらも本来極端だと割引材料になりかねない馬体的特徴です。ただ種牡馬独特の傾向でありさほどマイナスにとる必要がないということを過去の例が示しています。これと逆のケース、つまり本来ならプラスに取れる特徴が、この種牡馬だけにあんまり良くないなんてことも稀にありますし、それぞれの血統的特徴を理解した上で、再度馬体を確認する必要があります。これは母馬にも同様のことが言えますから、母父の傾向や兄弟馬の傾向なんかも加味できればなおよしでしょう。

実戦のパドックで馬を見る場合も基本はおんなじです。最初に走るレースの条件(芝・ダート、距離)を確認した上で、上記順番、そして一番最後に血統表(新聞)を確認します。血統を後回しにするのは、デビューさえすれば血統より実馬の馬体のほうが馬券に直結する多くを語ると考えているからです。またパドックでは歩様やしぐさといった上記以外の重要な要素もありますし時間も限られいるので、正直いちいち全ての状態まで確認していられません。全体を見たら、歩様と仕上がり状態(腹回りの余裕など)の確認を最優先とします、新馬以外の場合は特に。

あくまで自己流なので、参考程度に聞き流してください・・・
posted by 馬砂雪 at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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