2007年04月10日

素質馬そろい混戦模様?/皐月賞馬体チェック

先週の桜花賞に続いて、今週は牡馬のクラシック第一弾皐月賞です。桜花賞は3強と言われていましたが、皐月賞は混戦模様という下馬評。一応フサイチホウオー、アドマイヤオーラが一歩リードですがその他にも有力馬、タレント揃いで混戦模様と言われています。馬体でみても素質馬が多く、なかなか絞れないので非常に長いですが、全頭みていくことにしました。どうぞおつきあい下さい。

競馬ブックPHOTOパドック
翌週以降アドレス

<参考>
スプリングS
弥生賞
きさらぎ賞
共同通信杯
06朝日杯FS

アサクサキングス
前後のバランスが良く、非常に均整がとれた理想的な体つきの馬。手脚の長さや首・胴・背中の長さが絶妙でコンパクトにまとまっている。迫力や威圧感はそれほどなくスケールを感じるタイプではないが質の良い筋肉がついて状態が安定しているのが好感持てる。形の良さは母父サンデー譲りか。前走時より若干ボリュームが増してこの馬の力は出せる。

アドマイヤオーラ
肌艶の良さや筋肉の付き方、骨格の良さは兄のアドマイヤジャパンとよく似ている。首がやや太く短めで脚が長く、繋ぎがやや立ち気味だがトモの筋肉の盛り上がり方が良く、後肢の印象がいかにも瞬発力を感じさせる。胴はやや詰まり気味で肩や首の角度、全体のバランスはマイラー寄りで距離は2000ぐらいまでがいい。前走時より胸前が発達して全体にも締まりが出た。やや窮屈で、幼い印象も残るが素質は高い。完成はもう少し先か。

ヴィクトリー
見るからにボリュームのある筋肉が前後につき、迫力のある馬体、トニービンらしさは骨格にやや見えるがどちらかというとブライアンズタイムの特徴が表に出ている。首が太いのと、爪が破折気味なのはいただけないし、正直これでもまだ余裕残しの体に映るのは不満だが、威圧感はメンバー中最上位。毛づやも非常に良く馬に力がみなぎっている。距離も融通が利きそうで気性面さえ改善されれば非常に強力な一頭になりうる。

エーシンピーシー
スラリと伸びた長い手脚と頭の高い立ち姿、一見華奢にも映るが全体のバランスは良い美しいこの体型がフサイチペガサス産駒の特徴。筋肉はそれほど盛り上がってはいないが、肌の薄さや形の良さが光る。脚元が少々ひ弱に映るのもこの産駒らしい。体型は明らかに芝向きでスピード・瞬発力を産む土壌を持つ、前走時から大きな変化無くきており、高速決着なら面白い存在。

ココナッツパンチ
初めて見る馬体だが、全体に上質で肉厚の筋肉が鎧のように纏われており、一見して迫力がある。キ甲から肩口へのライン、肉付き、首をグッと下げた姿勢、力強い腹袋とヒバラ、そして大きなトモと脛の筋肉。どれをとっても素晴らしい。手脚が短めで胴もやや詰まっているので全体のバランスでいえばもう少し伸びやかさが出て欲しいところだが素質は非常に高く、馬体はこのメンバーでも全く見劣りしない、十分やれる。

ドリームジャーニー
頭が高く首が短く太い。全体に小ぶりで顔ツキも幼さが残る馬。まとまりはあるものの力強さやスケール感は皆無で馬体の説得力は弱い。放牧明けの前走は全体にフックラしていたもののトモ肉や腹周りは完全に脂肪が残っていたが、今回はトモ、胸とも締まりが出て仕上がったのを感じる。まだまだ子供だが現状の仕上がりとしてはこれで十分か。

ナムラマース
一つ一つのパーツはともかく、あまり形のいい馬ではないが、毛づやの良さはトモ・肩の張りから前走よりも体調的に上向いている感じは伝わってくる。この馬の強さの源は非常に回転の速く大きなフットワークで前脚を地面に叩きつけるように掻き込みながら弾むことが出来るのは、脚の関節と肩・臀部の骨格、そして背中の収縮が柔らかさを持っているから。全身運動の効率化で上位にどこまで迫れるか?

フサイチホウオー
全体的な威圧感は流石。前後のバランスで言えばもう少しトモに容積がついて欲しいが現状ではよく締まったいい筋肉が付き、立ち姿にも力がある。前走時はややコンパクトに締まった印象だったが今回は肩の筋肉に成長が見られ全体に幅が出た印象。体型的なものもあるが若干腹に余裕があり、まだ絞れる余地がある。あと一本追っても足りないかなという印象で、実力はともかく当日の仕上がり状態は要チェック。

フライングアップル
相変わらず綺麗な馬体で、肉がつくところに付き、無駄がない。さすが藤沢厩舎と言いたくなる馬体。やや寸が詰まってマイラー体型なのも変わらず、脚捌きは堅いしそれほど長い距離に融通が利くとは思えないが2000までなら守備範囲。完成度の高さと持ち前のバランスの良さでどこまで上位に来れるか。イクスキューズと同じで確実に上位にはいるけど頭には絶対来れないタイプかなぁ。

マイネルシーガル
素質を感じる良い馬体でバランスが良く、特にトモ肉と腹周りの力強さが目立つ。父ゼンノエルシドと母父サンデーの両特徴を受け継いでおり、肌の薄さも素晴らしい。スプリングSでは朝日杯時よりやや萎んだ印象だったがここにきて張りが戻っており体調の良さが伺える。展開に乗れば一発あるかも。

ローレルゲレイロ
首が太く、頭が高い、胸の深さがやや浅め、キングヘイロー産駒のあまり良くない特徴がモロに表に出ている馬。それだけに走りもキングヘイローそのものでお世辞にも体の使いが上手いとは言えない。それでも力強いトモから繰り出される瞬発力と強靱な心肺を背景に、ここまで上位で戦ってきた。この産駒ははっきり言って馬体だけでは読み切れない。そう大きく成長した感はないので当日の気配、皮膚感などを中心に読みとるべき。実力はこのメンバーでもそう劣らない。



フサイチホウオーは当日どれだけ締まった馬体で出てこれるかが鍵、腹に前走以上の余裕があるようだと危ないかも・・・。アドマイヤオーラは安定しているので前走程度は走る。怖いのはヴィクトリーココナッツパンチ、迫力・スケール感でいったらこのメンバーでも全く見劣りしない2頭で重賞勝っていなくても要警戒。

<馬体からの注目馬>
フサイチホウオー、アドマイヤオーラ、ヴィクトリー、ココナッツパンチ
posted by 馬砂雪 at 10:58| Comment(1) | TrackBack(1) | 馬体チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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